研究室紹介

ここは、法政大学 経済学部 藤田貢崇研究室のサイトです。2020年度の担当授業科目は物理学A・B、自然科学特講、総合講座I、総合講座II、演習です。

【演習(ゼミ)で取り組む内容について】

この研究室の演習のテーマは、科学ジャーナリズム・物理学をはじめとして、広くジャーナリズムや科学を扱っています。卒業論文のテーマを、「これまでの卒論テーマ」のページで知ることができます。幅広いテーマが揃っていることを実感できるでしょう。

科学ジャーナリストは、理系の人だけのための職業ではありません。現役の科学ジャーナリストのおよそ半分は、文系の出身者。ジャーナリストを志す人に必要なものは「好奇心」で、科学に詳しい必要はありません。一つの事実を多様な視点でとらえ、自分はどう考えるかということが大切なのです。

このゼミでは、科学ジャーナリズムに関心がある人だけでなく、物理学・天文学、あるいは文学作品についての研究に至るまで、さまざまな分野にわたる多様な研究活動が行われています。

研究活動は基本的に個人単位で行います。すべてを自分が行わなければならないという大変さはありますが、その代わり、自分の関心あることを突き詰めて考えることができ、研究の醍醐味を味わうことができるでしょう。

ゼミ全体での活動として2016年度から、英国科学雑誌 nature と協力のもとに作成している、最新科学技術に関する日本語の解説ページ原稿の作成を行っています。

「事実は何なのか知りたい」、「人に情報を提供するスキルを身につけたい」、「社会と科学の関わりを学んでみたい」という、好奇心の旺盛な学生を歓迎します。毎週木曜4・5限に、12号館(研究・実験棟) 2階 201教室で演習を行っています。見学はいつでもどうぞ。

このゼミで、まだあなたしか知らない Something New” を広い世界に知らせよう!

【担当教員について】

藤田貢崇の経歴・研究業績などについては、こちらのページに紹介されています。

ゼミ生自身に関心があることであれば、何でも体験してほしいと思っています。私がゼミ生に体験の機会を提供してあげられるとすれば、たとえば日本科学技術ジャーナリスト会議の月例会や日本記者クラブで行われる各種行事、あるいは学会発表などがあります。

事実は一つでも、その事実に対する見方や考え方は多様です。そのような考え方を身につけるためには、経験ある多くの人の話を聞き、たくさんの本を読むことがもっとも有効であると考えます。ゼミでの活動は、卒業論文を書くだけではありません。論文執筆までの過程として、多くの機会を生かしてさまざまなことを学んでほしいと願っています。